<<ゴミ処理の流れ>>


可燃ゴミ
1.環境クリーンセンターに運ばれたゴミは、ゴミピットに入れられます。
2.ゴミピットのなかでは、ゴミ質が均一になるようにクレーンを使って攪拌されます.
3.クレーンで焼却炉に入れられたゴミは、850℃〜950℃で完全に燃やされます。
4.焼却炉で出来た灰は、溶融炉で溶かされ、より安全なスラグとなって、アスファルトなどに利用されるほか、埋め立て処分されます。
5.焼却炉の排ガスは、集じん機などで無害化された後、煙突から排出されます。
※スラグ 焼却灰などを約1400℃の高温で溶かしてから、急に冷やしてガラス状にしたもの。
[焼却炉 流れ図]
[溶融前処理 流れ図]
[溶融炉 流れ図]

粗大ゴミ
1.環境クリーンセンターに持ち込まれた粗大ゴミは、一つひとつ安全のため、ガスボンベやスプレー缶などが入っていないか調べられてから受入ホッパに入れられます。
2.コンベアで回転破砕機にいれられ粉々に壊されます。
3.粉々になったゴミを磁力などによって、鉄、アルミニウム、可燃物、不燃物に分類します。
4.鉄とアルミニウムは、資源として売却します。
可燃物は、燃えるゴミと一緒に燃やされ、不燃物は、溶融炉で灰と一緒に溶かされてスラグとなります。
[粗大ゴミ処理 流れ図]

ペットボトル・カン・ビン
**ペットボトル**
1.収集されたペットボトルはそのまま資源として直接民間の専門業者に運ばれます。
2.そこで、機械でフレークにされます。
3.専門の工場へ運ばれて、繊維製品(フリースやジャケット)に再生されます。
**カン**
1.収集されたカンは、資源として直接民間の専門業者に運ばれます。
2.そこで、スチール缶とアルミ缶に分けられてプレスされます。
3.プレスされたカンは、工場に運ばれ、新しい金属に生まれ変わります。
**ビン**
1.収集されたビンは、直接民間の専門業者に運ばれます。
2.そこで、色や形毎に分けられれます。
3.分けられたビンは、可能な限り再生利用されますが、一部は、埋立処分されます。

このページの担当係:業務係