施設概要
●東金市外三市町環境クリーンセンター
所 在 地:千葉県東金市三ヶ尻340番地
着 工:平成 7年12月
竣 工:平成10年 4月
敷地面積:約19,132.73u
施設規模:ごみ焼却施設 70t/24h×3炉 計 210t/24h
廃棄物再生利用施設 26t/24h×1炉 (令和3年3月から休止中)
粗大ごみ処理施設
10t/ 5h×1基
主な環境保全施設・対策
・排ガス対策 :排ガス中のばいじんや有害ガスは、乾式有害ガス除去装置とバグフィルタで除去しています。
・臭気対策 : ごみの臭気は、外気と遮断し、燃焼用空気として送風機で焼却炉内へ送入し、高温で分解し、無
害無臭化しています。
・排 水 対 策 :施設内で発生する排水は、排水処理装置で処理し、ガス冷却水として再利用しています。汚水は、
外部へ放流しないクローズドシステムです。
・騒音・振動対策 :粗大ごみ処理施設の各機器は、低騒音の機種を選定し、必要に応じて消音器を取り付けています。
また、振動が発生する設備は、独立基礎及び防振装置を設けています。
廃棄物の再資源化
・灰溶融炉施設 :焼却灰を溶融炉でスラグ化しています。当組合で生成したスラグは、グリーンオアシス
大網で不燃残渣の覆土剤として、使用しています。
スラグは覆土剤の他、路盤材、路
床材、ブロック、タイル等の資材として再資源化できます。
・粗大ごみ処理施設:家庭から廃棄される家電製品や家具等の粗大ごみ等を破砕し、可燃物、不燃物の中か
ら鉄類、アルミ類を回収して再資源化しています。
・焼却施設 :発生した焼却灰から焼鉄を選別し、再資源化しています。また、焼却灰とばいじんを
民間業者にて、スラグ化し、再資源化しています。
●グリーンオアシス大網(一般廃棄物最終処分場)
所 在 地 :千葉県大網白里市小西641番地
着 工 :平成11年11月
竣 工 :平成14年 3月
埋立面積 :22,700u
埋立容量 :96,900u
水処理能力:45u/日
調 整 槽 :2,400u
主な環境保全施設・対策
・排水対策 :回転円板法による生物処理、凝集沈澱に加え、高度処理(砂ろ過、活性炭吸着、キレート吸着)によ
る水処理及び定期的水質検査を実施してます。処理水量45m3/日。
・設計処理水質 :PH 5.8〜8.6
BOD 10mg/L以下
COD
10mg/L以下
SS
10mg/L以下
大腸菌群数
3,000個/mL
・飛散防止対策 :散水設備及びフェンスを設けて、飛散防止を図っています。
●成東一般廃棄物最終処分場
所 在 地 :千葉県山武市成東4002番地
埋立処分期間:昭和59年4月〜平成7年3月
埋立容量 :20,059u(内 覆土量 2,645u)
主な環境保全施設・対策
・排水対策 :ばっ気処理方式、凝集反応・凝集沈殿処理による水処理及び定期的水質検査を実施していま
す。処理水量24m3/日。設計放流水BOD=20ppm。
・そ の 他 :ガス抜き管の設置